食と映画と音楽と。

日々、感じたことを、ぽつぽつと。たまに、フカボリ。

生きるのに必要なこと

最近考えることは、生きていることが

いかに儚いかということ。

 

九州の豪雨でお亡くなりになった方がいるとニュースで見ると

自然災害によって命を失うことのあっけなさ、儚さを想像して悲しくなります。

 

そもそも生きるのは大変なことです。

雨風をしのげる家があって、目の前に食べ物があって、心身ともに健康でないと

生きていくことはできない。

これらのことへの感謝を忘れてしまうと、

どうしても生きていることの凄さも忘れてしまいます。

きっとこれまで、たくさんの危機をすりぬけて

わたしは「生き延びてきた」と言う方が正しいでしょう。

かっこよく言うと、奇跡??(笑)

 

私は、生きるのに必要なことは「生きたいと思うこと」だと思っています。

何を当たり前のことをwwとお思いの方もいるかもしれませんが、

生きたいと強く思えばそのための正しい選択ができる気がするのです。

生きていることの凄さと儚さを理解できれば、

目の前にチラつく欲望にも勝てる気がする。

でも本当のところは分かりません。

世の中には生きたくても生きられない人が大勢いるのも事実なので。

 

 

「人生、欲張らなきゃ損!」と言う人がいます。

間違ってはいないと思う。

ただ、それは個人の価値観であって正解ではない。

やった後悔と、やらなかった後悔、どちらがいいかなんて

ケースバイケースです。

やらなかった後悔の方が大きいときも、そうじゃないときもある。

 

そのような考えを持つ人は、もしかすると

現状に満足して何か物足りなさを感じているのかもしれません。

とんでもなくつらくてしんどいときにも、同じことが言えますか?

毎日必死で生きている人に向かって、そうやって声をかけられますか?

あくまで個人の価値観で、人によって違うのが当たり前だと思います。

 

私は、目の前のことを一つ一つ地道にこなしていきたいし、

あれこれ器用にこなせるタイプでもないので

いま本当にやりたいこと、やるべきことを見極めてその道を究めたい。

そこで満足できたら、あのとき選ばなかったことに挑戦するのも

ありなんじゃないかと思うんです。

もしもやっぱりあのときやればよかった、と思ったとしても

自分で考えて選んだ道だから後悔にはならないはずだし

ここまで究めてきたことは必ずどこかで役に立っていると思うようにします。

 

後悔からは何も生まれないから

「否定」よりも「肯定」で

後ろではなく前を向いて人生を歩みたいですよね。

 

 

また、「人生楽しんだもん勝ち!」と言う人もいます。

全くその通りで、楽しまないよりは楽しんだ方がいいに決まっている。

まあでも、楽しいのと同じだけつらいことはあるし、

どうやったら楽しい人生になるか考えるのも大変ですよね。

ペーペーの私にはまだ分かりません。

ただ言えることは、死ぬ直前に「楽しい人生だった」と思えれば

それがその人にとって最高に大正解な人生だということ。

他の誰に何と言われようが、

自分が楽しかったと思えればそれでいいなと私は思います。

だから私は、最期に自分にそう言わせるために、自分を満足させるために

「楽しい人生」にしたいと思って生きています。

 

なんかすごく自己中心的な人間みたいになってしまいましたが

周囲の人たちにも私の楽しい人生を作ってもらっていると思うので

もちろん周囲のみんなへの感謝は忘れずに、

恩返しとしてみんなの楽しい人生づくりに私も携われたら嬉しい。

 

 

これからも、

いまを生きて

趣味を謳歌して

美味しいごはんを食べて

一歩一歩、着実に生きていこう。